今回は線や円などのかき方や塗りつぶしの方法など、基本的な作図方法について学んでいきます!!
こんにちは!2年目CADインストラクターの佐藤です。
普段は電気工事専門ソフト(JS楽打)と水道工事専門ソフト(申請くん)の使い方を教えています。
JS楽打を使われる設計士の方には「建築図などの元データをJWCADでもらうことが多いよ~」という方がたくさんいます。
JWCADを学ぶことでJS楽打の良さをもっと深く知ることができ、CADの知識の幅も広がると思うので、JWCADを学びながらインストラクターとしてレベルアップしていきたいと思います。
あくまでもこれからJWCADを勉強していく立場なので初心者ですが、これから使っていくJWCAD初心者の方に役立つと嬉しいです。
線の色、種類の決め方
『━』コマンドをクリック
ツールバーにある『━』コマンドをクリックします。線の色と線の種類を決めてから作図します。
線の引き方
『/』コマンドをクリック
ツールバーにある『/』コマンドを使用します。
コントロールバーの【15度毎】にチェックを入れておくと角度が15度ずつで補正されるので、線が引きやすくなります。
線の始点でクリック→終点でクリック
水平や垂直に引きたい時や、傾きが決まっている時は設定しておけばいいのね!
四角形の描き方
『□』コマンドクリック
ツールバーにある『□』コマンドを使用します。(『/』コマンドの矩形にチェックを入れても同じ)
四角形の始点を決めてクリック→対角方向にマウスのカーソルを動かして終点でクリック
多重四角形の描き方
『□』コマンドクリック
ツールバーにある『□』コマンドを使用します。
多重の数値を選択(または入力)して四角形を作図すると、多重四角形を描くことができます。
多重に入力する数値ですが、左側の数値は多重四角形の数、右側の数値はR面取りの寸法となります。今回は「2,0」と入力したので、R面取りなしの2重四角形となります。
円の描き方
『〇』コマンドクリック
ツールバーにある『〇』コマンドを使用します。
コントロールバーの基点をクリックすると中央と外側で切り替えることができます。
クリックした位置を中央として円を描くか、円の外側に沿って円を描くかの違いです。
円の大きさが決まっている場合はどうやって描くんだろう~?
円の大きさが決まっている場合は半径に数値を入力します。
その場合の基点は、「中・中」 「左・上」 「左・中」 「左・下」 「中・下」 「右・下」 「右・中」 「右・上」 「中・上」になります。
多重円の描き方
『〇』コマンドクリック
ツールバーにある『〇』コマンドを使用します。
多重に数値を入力すると、多重円を描くことができます。
多重の機能があれば図形を何個も描く必要がなくなるね!
楕円の描き方
『〇』コマンドクリック
ツールバーにある『〇』コマンドを使用します。
扁平率に数値を入力することで、楕円を描くことができます。
半円の描き方
『〇』コマンドクリック
ツールバーにある『〇』コマンドを使用します。
半円にチェックを入れると半円の円弧を描くことができます。
円弧の描き方
『〇』コマンドクリック
ツールバーにある『〇』コマンドを使用します。
円弧にチェックを入れると自由な長さの円弧を描くことができます。
塗りつぶしの方法
『□』コマンドクリック
ツールバーにある『□』コマンドを使用します。
ソリッドにチェックをいれると、右側に任意色のチェックボックスと任意と書いてあるボタンが表示されるので、チェックを入れて、任意ボタンをクリックします。
『色の設定』画面が表示されるので色を決めてOKをクリックします。
四角形を作図すると、中が塗りつぶされます。
JS楽打には塗りつぶしやハッチングがありますが、意外と使う方多いですよね!
文字の書き方
ツールバーにある『文字』コマンドを使用します。
文字入力を表示されたバーが出てくるので、文字を入力しEnterキーをクリックします。 図面上には、マウスのカーソルに赤色の枠が表示されており、その中に文字が入るイメージです。あとは文字を表示させたい位置でクリックします。
今回は基本的な作図方法について学びました。線や文字は電気シンボルにも応用できそうなのでしっかり復習したいと思います。また、円弧や多重図形などの描き方を覚えたので、いろんな図形同士を組み合わせて作図することもできそうだと思いました!
これからもJWCADを学んでいきたいと思います!お役に立てたら嬉しいです。