【実践編】#4 矢印 (省略) 配線の書き方

こんにちは!CADインストラクターの佐藤です。
今回は、配線を書いた図面に作図していきます。

こんにちは!CADインストラクターの佐藤です。
今回は、配線を書いた図面に作図していきます。

配線を引いた住宅の間取り図
電気CADのバナー画像その2

今回は線記号変形コマンドをたくさん使いそうですね!

今回は線記号変形コマンドをたくさん使いそうですね!

矢印 (省略) 配線の引き方

主に分電盤に向かって引くことが多い配線になります。

①線を伸縮

『/』(または『連線』)コマンドと『伸縮』コマンドを使用します。

1.電気記号と分電盤を直線、または角度線で繋ぎます。

2.『伸縮』コマンドを選択し、先ほど引いた線の上で左クリックします。

3.配線の長さを決めて左クリックします。

JWCADで線を伸縮する方法

次で行う工程で線の長さを伸ばすことはできるので、この時点ではなるべく短くしておくことがポイントです。

次で行う工程で線の長さを伸ばすことはできるので、この時点ではなるべく短くしておくことがポイントです。

②配線先端を矢印に変更(回路番号付き)

『記変』コマンドを使用します。

1.左側にあるツリーの中から、【線記号変形E】電気1をクリックします。

2.右下にある『矢印(回路)』をダブルクリックします。

JWCADで回路番号付き矢印を選択する画面

3.配線の先端を矢印に変えたい&回路番号を付けたい配線をクリックします。

4.配線の長さを決めてクリックします。(選択した線を伸ばすことは可能)

5.回路番号を配置したい位置でクリックします。バーが表示されるので、回路番号の数値を入力します。

JWCADで回路番号付きの矢印を作図する方法

JS楽打Lでは、回路番号を置く度に自動で数字がカウントアップされるので、数値を入力する手間がありません!

JS楽打Lでは、回路番号を置く度に自動で数字がカウントアップされるので、数値を入力する手間がありません!

条数やアースの付け方

ツールバーにある『記変』コマンドを使用します。

1.左側にあるツリーの中から、【線記号変形E】電気1をクリックします。

2.条数やアース記号を決めたらダブルクリックします。

JWCADの条数とアースの記号を選択する画面

3.対象の配線をクリックします。

4.選択した配線に記号が表示されるので、位置を決めたら左クリックします。

JWCADで配線を引いた時の条数の配置方法

配線の文字の付け方

ツールバーにある『文字』コマンドを使用します。

文字の出し方は過去のコラムで説明しているので、こちらからご覧ください。

● 文字の出し方
『【基礎編】#2 JWCADの基本作図その1』

文字に引出線を付ける場合

『/』コマンドを使用します。

配線との交点に●や矢印を付けたい場合は上のメニューから設定します。

JWCADの引き出し線の設定方法

1.引出線を出したい配線をクリックして、文字の左下(または右下)まで引出線を引きます。

2.文字の下線を引くときは、先ほど引いた引出線の先端を右クリックします。
(●や矢印を設定した場合は先に外しておく)

3.文字に合わせて水平に線を引きます。

JWCADで引き出し線を付ける方法

これで電気図面が完成です!!

JWCADで書いた住宅図の完成図

無事、電気図面が完成しました~!!基本的な電気図面は書けるようになったので嬉しいです!
今回は『線記号変形』コマンドをたくさん使用しましたが、いろんな種類があって面白かったです。JS楽打Lでは、矢印(省略)配線の長さは自由に決めることができます。条数や配線の文字は、配線を引く時に一緒に出していたので、後から付けるのは新鮮でした!
これからもJWCADを学んでいきます!少しでもお役に立てたら嬉しいです。

無事、電気図面が完成しました~!!基本的な電気図面は書けるようになったので嬉しいです!
今回は『線記号変形』コマンドをたくさん使用しましたが、いろんな種類があって面白かったです。JS楽打Lでは、矢印(省略)配線の長さは自由に決めることができます。条数や配線の文字は、配線を引く時に一緒に出していたので、後から付けるのは新鮮でした!
これからもJWCADを学んでいきます!少しでもお役に立てたら嬉しいです。

JWCADのよくある質問

はい、無料です。
JWCADのダウンロード方法が分からない方は、こちらをご覧ください。
『【番外編】JWCADのダウンロード方法』

建物の図面にはX通、Y通など、通りに記号を付けて表示されます。
一般的に、X軸は横方向(水平)、Y軸は縦方向(垂直)で表します。

はい、あります。
メニューから[設定]→[軸角・目盛・オフセット]を選択。
『実寸』にチェック→目盛り間隔の右欄に『910,910』と数字を入力→『1/1』にチェックを
入れたらOKをクリック。
画面上に910mm間隔でグリッドが表示されます。

はい、あります。
メニューから[表示]→[ツールバー]を選択。
『初期状態に戻す』をクリックすると、ツールバーにあるコマンドの位置が、初期の状態に
戻ります。

はい、できます。
メニューから[設定]→[基本設定]→[一般(2)タブ]を選択。
『マウスホイール』の[+]または[-]にチェックを入れてOKをクリック。
[+]にチェック:ホイールを手前に回転→拡大、ホイールを奥に回転→縮小
[-]にチェック:ホイールを手前に回転→縮小、ホイールを奥に回転→拡大

JWCADでは、範囲選択で文字を含める場合、終点で右クリックをします。
左下に表示されるステータスバーに操作の指示が表示されるので、操作の途中で分からな
くなった場合は一度ステータスバーをご覧ください。

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