水道CADにフリーソフトはある?おすすめのソフトやデメリットも解説

水道工事の図面をパソコンのソフトを活用して作図

「水道CAD」には、有料や無料のものなどさまざまな種類があります。フリーソフトを使い図面を作成すると費用は抑えられますが、一方ではデメリットになることもあります。そこで今回は、フリーソフトの水道CADのメリット・デメリットやおすすめの水道CADについて紹介します。

水道CADにフリーソフトはある?

水道専用の水道CADは、基本的に無料のフリーソフトはありません。無料で図面を作成したい場合は、汎用CADを利用する必要があります。

無料の汎用CADを利用すれば費用を抑えられますが、フリーソフトのなかには水道工事の図面作成に必要な機能が搭載されていないことがあります。必要な機能が搭載されていない無料の汎用CADを導入しても、実務では使いものにならない恐れがあるため、まずはそれぞれにどのような機能が搭載されているかをあらかじめ確認する必要があります。また平面図から自動で縦断図・立面図を作成したい場合は、フリーソフトの汎用CADでは対応できないため、有料の水道CADの使用をおすすめします。

水道工事の図面作成に使えるフリーソフト

水道工事の図面作成に使えるフリーソフトはさまざまありますが、ここでは有名な2つの無料フリーソフトをご紹介します。

Jw_cad

Jw_cad(ジェイダブリューキャド)は、多くの方に利用されているフリーソフトのひとつです。無料のフリーソフトのなかでも、機能の充実度が高いことが特徴ですWindows用だけに限らず、Mac用にも対応しているため、バージョンに対応しているパソコンであれば利用可能です。インストールの方法も簡単なため、初心者にはとくにおすすめのフリーソフトといえます。ただし、すべてのフリーソフトの共通点としてサポート体制は十分に整っていません。わからない操作や問題が発生した場合は、自己責任で対応する必要があります。

FreeCAD

FreeCAD(フリーキャド)は、無料で提供されている三次元CADです。Jw_cad(ジェイダブリューキャド)で作成できない図面も、FreeCADであれば作成できる場合も多く、それぞれを使い分けている方もいます。フリーソフトであるため、導入後のサポートは十分ではなく、使い方がわからない場合は自分で調べていく必要があります。扱いやすく、サポートも充実していて、機能面に優れている水道CADをお探しの方は、有料の水道CADの使用をおすすめします。

水道の工事の図面をフリーソフトで作成するメリット

フリーソフトを使って水道工事の図面を作成するメリット

水道工事の図面をフリーソフトで作成するメリットについていくつかご紹介します。

導入コストがかからない

水道の工事の図面をフリーソフトで作成するメリットは、導入コストがかからないこと、そして手軽に始められることです。初期費用がかからないため、まずはCADをお試しで使ってみたい方も気軽に導入できます。

手書きよりも業務効率がよい

水道の工事の図面を手書きで作成するよりも、フリーソフトを使用したほうが効率よく作業を進められます。また手書きで図面を作成すると、人為的なミスが起こりやすくなり、計算にも時間がかかります。一方、CADのフリーソフトを利用すれば、水道工事の図面作成やデータの管理が容易になり、作業にかかる手間も時間も省けます。

手書きよりも正確な図面の作成ができる

フリーソフトを使うと、手書きで描くよりも正確な図面を作成できます。手書きで描くと、直線を引くだけでも線が揺れて、ずれることがあります。一方フリーソフトを使って引く直線は線が揺れたりずれたりする心配がないため、より正確な図面を効率よく作成できます。

水道の図面をフリーソフトで作成するデメリット

水道の図面をフリーソフトで作成するデメリットについて解説します。

不要な機能もあるため操作が複雑な場合がある

無料のフリーソフトは水道専用のCADではないため、操作が複雑なものが多く、なかには作業で使用しない不要な機能が付属している場合があります。その点、有料の水道専用のCADは機能がシンプルでわかりやすく、はじめて使う方でも操作しやすいものが多くなっています。

サポート体制がない

フリーソフトは、導入後のサポート体制が整っていない場合があります。無料のCADを利用していて使用方法がわからない場合も、サポートに相談できないためにご自身で解決する必要があります。一方、有料の水道CADは導入後に遠隔サポートを受けられたり、事務所まで専門のインストラクターがきて操作指導を受けられたりと初心者でも安心のサポート体制が整っています。

見積までの連動がなく一括の作業ができない

フリーソフトの場合、図形作成から見積まで連動がない場合があります。有料の水道CADは図面を作成すると見積まで一括で作業できるものが多いですが、無料のものは一括で作業ができる機能が少ないため導入前に確認が必要です。

必要な機能が備わっていない場合がある

さまざまなフリーソフトが存在しますが、実際の作業で使いたい機能が搭載されていないこともあります。水道工事の図面を作成するための機能が搭載されていないこともあるため、導入前にまずは必要な機能が揃っているかどうかを確認しましょう。

水道CADとフリーソフトはどちらを選ぶべき?

有料の水道CADとフリーソフトは、どちらにもそれぞれメリットとデメリットがあります。それでは実際に、どちらを選ぶべきなのでしょうか。

結論:水道CAD(有料CAD)の導入がおすすめ

CADを購入しようと考えている方には、有料の水道CADの使用をおすすめいたします。フリーソフトは初期費用がかからないのがメリットですが、実務で使用する機能が搭載されていないこともあれば、サポート体制が充実していない可能性があります。わからないことがあれば一からご自身で調べる必要があるため、作業をする前に余計に時間がかかってしまいます。より効率的に作業を進めるには、必要とする機能が搭載されていて、サポート体制が充実した有料の水道CADを購入する必要があります。

水道CADを選ぶ際のポイント

水道CADを選ぶ時にチェックするべきポイント

水道CADを選ぶ際は、有料のものがおすすめです。ここでは、有料の水道CADを選ぶ際のポイントを紹介します。

操作性をチェックする

まずは快適に使いやすいかどうか「操作性」を確認してください。操作が複雑なCADは、初心者にとっては非常に使いづらく作業効率も落ちてしまいます。実務で使用する機能が搭載されていて、操作をシンプルに分かりやすくしている水道CADを選ぶとストレスなく図面を作成できます。

サポート体制をチェックする

サポート体制が整っていることも、水道CADを選ぶ際のポイントです。有料の水道CADのなかには、残念ながらサポートが充実していない場合もあります。わからないことがあれば、電話やメールなどですぐに連絡して対応してくれる水道CADを購入しましょう。

必要な機能内容を確認する

実務で必要としている機能が搭載された水道CADを購入しましょう。有料のものを購入しても、使いたい機能が搭載されていなければ意味がありません。機能を確認する際は、水理計算やPDFを自動でCADに変換してくれる機能など細かい機能についても比較して、ご自身の使い方にあった水道CADを選びましょう。

「ソフトリンク」の水道CADの特徴

 水道CADを購入する際は、「ソフトリンク」の水道CADがおすすめです。ソフトリンクの水道CADは、図面から自動で水理計算書を作成できるほか、各市町村に沿った申請書も作成可能です。

またPDFからCADへのデータ変換も対応しており、業務を効率よく進められます。操作方法がシンプルなためパソコンが苦手な方でも、容易に扱えることも特徴です。導入後に操作方法など不明な点があれば、電話やインターネットを用いた遠隔サポートにも対応しています。サポート体制が充実しているため、これからはじめて水道CADの購入を検討している方にもおすすめです。

まとめ

水道工事に必要な図面を手書きで描いている人は、CADを導入することで作業の効率化につながります。CADを導入するにあたり、無料のフリーソフトを使用するか有料の水道CADを使用するか悩まれる方も多いでしょう。さまざまな選択肢がありますが、機能面・操作性・サポート体制の面を考慮しても有料の水道CADの導入をおすすめします。複数の水道CADを比較し、自分に合ったものを購入しましょう。水道CADの導入の際はソフトリンクの水道CADをご検討いただき、わからないことがありましたらぜひお気軽にご相談ください。

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