こんにちは!CADインストラクターの佐藤です。
今回は、電気記号を配置した図面に配線を引いていきたいと思います。
こんにちは!CADインストラクターの佐藤です。
今回は、電気記号を配置した図面に配線を引いていきたいと思います。
直線の引き方
ツールバーにある『/』コマンドを使用します。
配線はクロックメニューを使って線を引くので、使い方が分からない方は過去のコラムをご覧ください。
● 基本的な線の引き方はこちらから
『【基礎編】#2 JWCADの基本作図その1』
● クロックメニューについてはこちらから
『【基礎編】#1 JWCADの基本操作』
クロックメニューを使って図形から線を出す方法を3つ紹介します。
①任意の位置から配線を出したい場合
1.1つ目の記号の線上で右クリックしながら9時の方向にドラッグします。
2.配線を出したい位置(記号の線上)で左クリックします。
3.クリックした位置から線が出るので、2つ目の記号の線上で右クリックしながら9時の方向にドラッグします。
4.配線を繋ぎたい位置(記号の線上)で左クリックします。
◎右クリックしながら9時の方向にドラッグすることで『線上点』を検出
②電気記号の中点から配線を出したい場合
(円の場合は円の中心、四角形の場合は線の真ん中から)
1.1つ目の記号の線上で右クリックしながら3時の方向にドラッグします。
2.クリックした線の真ん中から線が出るので、2つ目の記号の線上で右クリックしながら3時の方向にドラッグします。
◎右クリックしながら3時の方向にドラッグすることで『中心点』を検出
③繋ぎたい電気記号に対して最も近い位置から配線を引きたい場合(円のみ)
1.1つ目の記号の線上で右クリックしながら12時の方向にドラッグします。
2.記号から線が表示され、マウスを動かすと線の出る位置も自動で移動します。
3.2つ目の記号の線上で右クリックしながら12時の方向にドラッグします。
◎右クリックしながら12時の方向にドラッグすることで『円周点』を検出
クロックメニューの『線上点』『中心点』『円周点』の検出方法は、他の図形でも使えそうですね!
クロックメニューの『線上点』『中心点』『円周点』の検出方法は、他の図形でも使えそうですね!
角度線の引き方
次は角度が付いた線の引き方です。
ツールバーにある『連線』コマンドを使用します。
コントロールバーの基準角度は【15°毎】または【45°毎】、
基点は【≪基準点:マウス位置≫】にすることで角度線が引きやすくなります。
コーナーの角を丸めたい場合は、【丸面辺寸法】に数字を入力してください。(1~3くらい)
角度線を引く手順
1.1つ目の記号から配線を出す方法は直線の時で行った時と同じ方法です。
2.角度を付けたい位置で左クリックをします。
3.2つ目の記号に線を繋ぐ時も直線の時と同じ方法です。
(※2つ目の記号に線を繋げるときは、①任意の位置で繋げる場合 ②中点の位置で繋げる場合、2回クリックする必要があります。)
JS楽打Lでは先に配線を繋げる記号を2つ選んでから、どこで角度を付けるか後で決めることができます。
JS楽打Lでは先に配線を繋げる記号を2つ選んでから、どこで角度を付けるか後で決めることができます。
円弧線の引き方
ツールバーにある『円(〇)』コマンドを使用します。
1.コントロールバーの【円弧】と【3点指示】にチェックします。
2.繋げたい記号をそれぞれクリックします。(①の任意で出す方法がおすすめ)
3.マウスを動かして円弧の位置を決めたらクリックします。
配線を引いた図面が完成しました。
今回は配線の引き方について説明していきました。配線を引くだけでもいろんなコマンドやクロックメニューを使うことが分かりました。
クロックメニューを使うことで配線の出し方を変えられるのは便利ですが少し大変でした。
JS楽打Lでは繋げたい記号をクリックするだけで配線を引くことができます。
配線をもっと簡単に引きたいという方は、ぜひJS楽打Lをお試しください。
今回は配線の引き方について説明していきました。配線を引くだけでもいろんなコマンドやクロックメニューを使うことが分かりました。
クロックメニューを使うことで配線の出し方を変えられるのは便利ですが少し大変でした。
JS楽打Lでは繋げたい記号をクリックするだけで配線を引くことができます。
配線をもっと簡単に引きたいという方は、ぜひJS楽打Lをお試しください。
JWCADのよくある質問
建物の図面にはX通、Y通など、通りに記号を付けて表示されます。
一般的に、X軸は横方向(水平)、Y軸は縦方向(垂直)で表します。
はい、あります。
メニューから[設定]→[軸角・目盛・オフセット]を選択。
『実寸』にチェック→目盛り間隔の右欄に『910,910』と数字を入力→『1/1』にチェックを
入れたらOKをクリック。
画面上に910mm間隔でグリッドが表示されます。
はい、あります。
メニューから[表示]→[ツールバー]を選択。
『初期状態に戻す』をクリックすると、ツールバーにあるコマンドの位置が、初期の状態に
戻ります。
はい、できます。
メニューから[設定]→[基本設定]→[一般(2)タブ]を選択。
『マウスホイール』の[+]または[-]にチェックを入れてOKをクリック。
[+]にチェック:ホイールを手前に回転→拡大、ホイールを奥に回転→縮小
[-]にチェック:ホイールを手前に回転→縮小、ホイールを奥に回転→拡大
JWCADでは、範囲選択で文字を含める場合、終点で右クリックをします。
左下に表示されるステータスバーに操作の指示が表示されるので、操作の途中で分からな
くなった場合は一度ステータスバーをご覧ください。